国土交通省は26日、一般ドライバーが自家用車を使い有料で客を送迎する「日本版ライドシェア」で、札幌、仙台、さいたま、千葉、大阪、神戸、広島、福岡の各都市部を中心とする8区域の運行できる曜日や時間帯、上限台数を発表した。タクシー会社の申請を経て5月以降始まる見通し。 日本版ライドシェアは、タクシー会社が実施主体で、国が指定したタクシーが不足する曜日や時間帯に限り運行できる。 8区域のうち「広島」と「福岡」は毎日、「札幌」と「千葉」は土日が対象。時間帯や台数は「仙台市」が金曜の午後4~7時台で50台、神戸市などの「神戸市域」が金土の午後5時~翌午前5時台で510台などとした。 4月開始の東京、横浜、名古屋、京都の4区域と同様に、配車アプリのデータに基づき算出した。台数は一定数のキャンセルがあることを見込み、配車依頼の9割を満たすように設定した。 12区域以外は国交省が個別に定めるのではなく、金土の午後4時~翌午前5時台をタクシーが不足しているとみなすなどし、ライドシェアを認めている。
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