JR貨物は10日、車両の組み立て作業で不正があったと発表した。3つの車両所で組み立てた貨車560両、機関車4両で検査データを改ざんしていた。不正があった車両は安全性の検査が終わるまで運行を停止する。同社の輸送能力は1割低下するという。
7月24日にJR新山口駅で発生した貨物列車の脱線事故を受けて、列車の組み立て作業を確認中に社員から不正の申告があったという。脱線した貨物車でもデータが改ざんされていた。脱線の原因は運輸安全委員会が調べている。
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