総務省消防庁が発表した速報値によりますと、9月2日から8日までの1週間に熱中症で救急搬送された人の数は、全国で3075人だったことがわかりました。
前の週の2237人から800人ほど増え、このうち2人が死亡し、47人が重症です。
年齢別では、65歳以上の高齢者が最も多く53.1%、発生場所は、住宅の中が29.1%で最多でした。
総務省消防庁は熱中症を予防するため、扇風機やエアコンを適切に使い、こまめに水分を補給をするよう呼びかけています。
9月に入っても猛暑日となる地点があるなど、全国的に厳しい残暑が続いています。
気象庁が6日に発表した「東日本と西日本の長期間の高温に関する全般気象情報」によりますと、今後もさらに1カ月程度は暖かい空気に覆われやすく、気温の高い状態が続き、最高気温が30度以上の真夏日となるところがある見込みです。
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