自民党の派閥の政治資金パーティーを巡る裏金事件で、在宅起訴された二階派の元会計責任者に執行猶予付きの有罪判決が言い渡されました。

二階派の元会計責任者・永井等被告は、派閥の政治資金パーティーをめぐり、収入と支出あわせておよそ3億8000万円を収支報告書に記載しなかった罪に問われています。

東京地裁は10日の判決で、永井被告に対し、禁固2年、執行猶予5年を言い渡しました。

永井被告は裁判の中で起訴内容を認め、「ノルマ分だけ記載すればいいと思っていた」などと説明していました。

一連の事件の正式な裁判で判決が言い渡されたのは初めてです。

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