9日午後、福山市で体長およそ80センチの大型トカゲが見つかり、警察が落とし物として保護していましたが、その後、飼い主に引き渡されました。

警察によりますと、9日午後3時ごろ、福山市松永町の松永郵便局付近で近所の人から「トカゲのような生き物を捕まえた。ダンボールに入れている」と通報がありました。
駆けつけた警察官がこの生き物を捕獲し、ダンボールからケージに入れ替えて警察署で保護したということです。
保護されたのは体長およそ80センチ体重およそ5キロ。
南米に生息する大型のトカゲ「レッドテグー」でした。

警察は落とし物として受理していましたが、9日夜、近くに住む飼い主の男性から問い合わせがあり、引き渡されました。
発見された当時、男性は外出中で飼育されていたケースから出た後、自宅の網戸を破って逃げ出したとみられています。

県内では昨年度、警察に落とし物として届けられたペットの定番である犬や猫、鳥、亀、ウサギを除く動物は46匹で、年々増加しているということです。

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