普天間基地の移設先である辺野古沖のサンゴを巡っては、沖縄防衛局が行った移植申請を許可するよう農林水産大臣が沖縄県に是正の指示を出しました。
この指示について、県は国による違法な関与だとして、取り消しを求める裁判を起こしました。
福岡高裁那覇支部は2月、「国による是正指示は適法かつ有効」との判断を示し、県の訴えを退ける判決を言い渡しました。
県は上告していましたが、最高裁は25日付で退ける決定をし、県の敗訴が確定しました。県は移植申請を許可する法的な義務を負うことになり、対応を迫られます。
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