◆のべ16人、大阪や石川から来た子も
トー横(資料写真)
夏休み明けで家庭や学校に居場所がない子が歌舞伎町に集まることを懸念し、捜査員約100人で実施した。16人のうち少女が12人、少年が4人。深夜徘徊(はいかい)が13人、喫煙が2人、家出が1人だった。日中に補導されて帰宅し、夜に再び歌舞伎町を訪れて補導された少女もいた。 内訳は中学生と高校生が各6人、無職が2人、専門学校生と有職者が各1人だった。都内や関東近郊の子が13人で大半を占めた一方、大阪府や石川県から来た子もいた。 一帯での一斉補導は今年7回目で、これまでに延べ83人(前年同期比13人増)を補導した。今村輝明課長は「憧れを持って来る子が多いが、悪意のある大人から犯罪被害に遭う恐れもある。好奇心や興味本位でうろうろしたり立ち入ったりしないで」と注意を呼びかけた。(昆野夏子) 鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。