東日本大震災と能登半島地震の被災地の学校関係者が「災害と教育」をテーマに話し合う交流会が7日、仙台市で開かれた。地震発生時の対応や平時の取り組みの事例を紹介し、防災学習と事前の備えの重要性を改めて確認した。
石川県輪島市教育委員会の小川正教育長は、校長を務めた能登町立小木中で2011年から学校主催の防災訓練に取り組み、能登半島地震でも生かされたと説明。「(津波が来たら各自てんでんばらばらに逃げる)津波てんでんこを教えてくれたのは東北だった。地域住民も巻き込んだ訓練を重ねていたことで、避難所運営もスムーズだった」と述べた。
岩手、宮城、福島3県の学校校長や教諭らも参加した。
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