「逮捕状をポストに入れた」「無実を証明するためにお金を送って」。三重県松阪市の60代男性が、警視庁や裁判所をかたる人物から電話を受け、指定された口座に振り込む形で約410万円をだまし取られた。自宅のポストには偽の逮捕状が入れられていた。松阪署が6日、明らかにした。  署によると今月1~4日、男性の携帯電話に「総合通信局の局員」を名乗る女から「契約している電話番号から詐欺のメッセージが拡散されている」とうその連絡があり、さらに警視庁をかたる男らから「口座がマネーロンダリング(資金洗浄)に使われている」「逮捕状をポストに入れた」などと電話があった。


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