千葉県船橋市の夜間診療所に男性の遺体を置き去りにしたとして、千葉県警は5日、死体遺棄の疑いで住所職業不詳、阿久津海祐(かいゆう)容疑者(20)を逮捕した。

◆遺体は全身に傷、死因は左硬膜下出血とみられる

 逮捕容疑は8月27日午前0時45分ごろ、船橋市の診療所の敷地に、千葉市若葉区加曽利町の三浦未来(みさき)さん(21)の遺体を遺棄したとされる。  県警によると、診療所関係者が「車で来た男がけが人を連れてきたが、呼吸がない」と110番した。阿久津容疑者は、職員が他の職員を呼ぶために院内に戻った間に、遺体を車から降ろして地面に置き、車で走り去った。遺体は全身に傷があり、死因は左硬膜下出血とみられる。  県警は認否を明らかにしておらず、他に関与した者がいるとみて調べている。 

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