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 コメの品薄が続いていますが、どこに行けば買うことができるのでしょうか。専門家も確かなことは言えないそうですが、ただ、大まかな傾向はあるそうです。コメの流通に詳しい新潟大学農学部・伊藤亮司助教授に聞きました。

■店による「契約」の違い

 伊藤亮司助教授によると、街のお米屋さんやデパートなどに入っている「米の専門店」では比較的、在庫が多い可能性が高く、一方、安さで勝負する「ディスカウントストア」ではより品薄になっているのではないかということです。

 (Q.なぜそのような傾向になっているのでしょうか?)

 背景にあるのは契約の違い。店は、農家や卸売業者などと契約を結んでおり、「長期契約」と「スポット契約」の2種類が主にあります。  「長期契約」は、事前に契約を結び、定期的に購入するというものです。そのため、豊作・不作にかかわらず価格は一定で、不作の場合でも優先的に入荷ができるそうです。

 また、専門店の方が長期契約を結んでいるといいます。その理由は、専門店なので在庫を切らすわけにはいかず、さらに独自で生産者とのつながりを持っている店も多いので、長期契約を結んでいる店が多い傾向にあるそうです。

 一方、「スポット契約」は、欲しいタイミングでその都度購入するというもの。豊作の時であればより安く、より多く入荷することができますが、一方で今のように流通量が下がっている時には入手困難になり、争奪戦になってしまうといいます。

 ディスカウントストアは安く仕入れたいため、タイミングを見るために「スポット契約」を結ぶ店が多いということです。

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■スーパーやコンビニはどっちに当てはまる?

■スーパーやコンビニはどっちに当てはまる?

 伊藤助教授によりますと、スーパーやコンビニはどちらもうまく活用しながらやっているため、どちらとも言えないそうです。

 「長期契約」と「スポット契約」とありますが、比率も店によって違うということです。

 そのため、ディスカウントストアであっても長期契約を結んでいる場合もあるそうです。あくまで傾向として捉えていただけたらと思います。

 いずれにせよ、新米の流通量はどんどん増えていくので、焦らず、買いだめをせず、落ち着いて必要な分だけ購入するようにして下さい。

(スーパーJチャンネル「newsのハテナ」2024年9月5日放送)

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・コメ不足“影響拡大”コメ製品も…“せんべい”は原料が変わった!?・100年以上“猛暑日知らずの街”今年も「エアコンは使っていない」移住の相談は約2倍 さらに、夏でもサウナが味わえる“涼しい街”も・「川に白い水が流れている」で発覚 38年間トイレなどの汚水垂れ流し・「1番」新1万円札が埼玉・深谷市に ATMで偶然入手の男性が寄贈 渋沢栄一ゆかりの地・水没から車を守る特殊シート まるで船…プカプカ浮かぶ 住宅メーカーが開発

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