店員に取り押さえられた“バール強盗”は他人から頼まれた犯行でした。

 質店のショーケースをバールのようなものでたたき割り、腕時計2点を盗んだ2人組による強盗事件。

 駆け付けた店員ともみ合いとなった末、現行犯逮捕された自称・建設作業員の高井誠容疑者の新たな供述が分かりました。

高井誠容疑者の供述
「SNSで“高額バイト”という投稿を見て応募した」

 “闇バイト”が、この強盗事件にも関連していました。

質店の店長
「この仕事やっていると、あることだとは思っているんですけど、まさか本当にうちに来るとは…っていう感じです」

 店員に捕まっている高井容疑者を助けに戻らず、もう1人の男が逃走したことも2人の関係を物語っています。

 この神奈川県鎌倉市の質店での強盗事件の3日前の先月31日、同じ神奈川県内の厚木市にある質店でも強盗傷害事件が発生していました。

 こちらではハンマーを用いて腕時計やネックレスなど約130点、数千万円相当を奪おうとした疑いで3人が逮捕されています。

 この3人も「闇バイトに応募した」という趣旨の供述をしていることから、警察は2つの事件の関連を捜査しています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。