北海道日高町にある寺院兼住宅の境内で、9月3日午後3時30分ごろ、僧侶の長男(65)が運転する乗用車に、同居する母親(94)がはねられ、死亡しました。

 警察によりますと、事故直後、消防に通報が寄せられ母親は救急搬送されました。

 当初意識はあり会話ができる状態でしたが、その後容体が急変し、転院先の病院で死亡したということです。

 死因は骨盤骨折でした。

 警察によりますと、男性は外出先から寺院に戻り、車体前から敷地内に駐車しようとしていました。

 母親は草むしりをしていて、屈んでいたところをはねられたとみられています。

 調べに男性は「人がいるのに気づかなかった」などと話していて、警察が事故当時の状況を調べています。

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