天皇陛下は4日、皇居内の生物学研究所の脇にある田んぼで稲刈りをされた。農業奨励のための恒例行事で、黒い長靴を履いた陛下はしゃがみ込み、うるち米のニホンマサリと、もち米のマンゲツモチ計20株を鎌で軽快に刈り取った。  陛下は4月に種もみをまき、5月に田植えをした。宮内庁によると、稲は順調に生育し、平年並みの作柄という。  収穫したコメは、皇室の神事に使われる。皇居での稲作は昭和天皇が始めた行事で、陛下は上皇さまから引き継いだ。


鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。