去年、東京・小金井市で行われた祭りでいわゆる「大麻グミ」を食べた5人が救急搬送され、このグミを公園で配った男が指定薬物が含まれる「大麻グミ」を所持した疑いで書類送検されました。
医薬品医療機器等法違反の疑いで書類送検された無職の40代の男は、去年11月、小金井市の武蔵野公園で、所持が禁止されている指定薬物・THCHが含まれるグミ、およそ130グラムを所持した疑いが持たれています。
男性はこのグミを公園で行われていた「はらっぱ祭り」の来場者に配っていて、グミを食べた10代から50代の男女5人が嘔吐などの症状で救急搬送されていました。
祭りの主催者がグミを配っていた男を見つけて通報し、警視庁が男から事情を聞き、所持していたグミを鑑定したところ、当時も指定薬物となっていたTHCHの成分が含まれていることが判明したということです。
男は「グミを持っていたのは間違いないが、売っているものなので合法だと思った」と容疑を一部否認しているということです。
また男は「グミは祭りの数日前に埼玉県で購入した」「祭りで音楽を楽しんで欲しいという気持ちで配った、自分が食べると平衡感覚を失って帰れなくなると思ったので自分は食べなかった」と話しています。
警視庁は大麻グミの入手経緯などを詳しく調べています。
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