三菱重工爆破事件が発生

1974(昭和49)年 三菱重工業東京本社ビルの玄関前に置かれた爆弾が爆発。同社社員や通行人ら8人が死亡し、約380人が重軽傷を負った。極左暴力集団で東アジア反日武装戦線「狼」と名乗るグループが9月、犯行声明を発表。三井物産、帝人、大成建設などの大手企業を狙った連続爆破事件の発端だった。警視庁は75年5月、犯行メンバー9人を一斉逮捕した。

関連記事

  • 映画『狼をさがして』:韓国のドキュメンタリー監督が描く、東アジア反日武装戦線の爆弾闘争とその後

その他の出来事

北部仏印進駐でフランスと協定

1940(昭和15)年 松岡洋右外相とフランスのアンリ大使が北部仏印(フランス領インドシナ)進駐に関する協定を締結。日本は「援蒋ルート」(蒋介石政府に対する英米の援助物資輸送路)の遮断のため、フランスに対し中国との国境閉鎖などを要求していた。フランスは、本国政府がすでにドイツに降伏していたこともあり日本側の要求に屈した。

マッカーサーが厚木に到着

1945(昭和20)年 連合国軍最高司令官ダグラス・マッカーサー元帥が軍服にサングラス、愛用のコーンパイプをくわえて、厚木飛行場に降り立った。連合国軍総司令部(GHQ)の本部は当初、大蔵省横浜税関に置き、最高司令官の宿舎は横浜のホテルニューグランドだった。

関連記事

  • 日本占領がもたらした「負の遺産」

戦後初の国産旅客機YS11が初飛行

1962(昭和37)年 戦後初めての国産旅客機YS11が初試験飛行。名古屋空港から離陸し、1時間弱で同空港に戻った。敗戦後、日本は航空に関する活動を一切、禁止された。解禁後、通商産業省(現経済産業省)が音頭をとって57年に国産旅客機の官民共同開発が始まった。「日本の翼」YS11の初飛行は、国民から歓呼をもって迎えられた。

「SLの聖地」が閉館 鉄博へ建て替え

2015(平成27)年 JR西日本の展示施設「梅小路蒸気機関車館」がこの日の営業をもって閉館。同館は旧国鉄が72年、蒸気機関車(SL)を運転できる状態で残す「動態保存」の展示施設として開設。「SLの聖地」として、鉄道ファンらに親しまれた。同機関車館を拡張、リニューアルして2016年4月、「京都鉄道博物館」がオープンした。

関連記事

  • 国内最古の蒸気機関車がラストラン 愛されて101歳
  • 鉄道の歴史的「聖地」に誕生、京都鉄道博物館
  • 京都鉄道博物館フォトギャラリー

全町避難の双葉町、11年5カ月ぶりに居住可能に

関連記事

  • 浜通りの新たな魅力を創出「福島イノベーション・コースト構想」
  • 東日本大震災から13年:被災地と福島第1原発の現状
  • トリチウムの正しい知識が風評被害を抑える : 計画通りの海洋放出こそ安全で確実―福島第1原発処理水
  • 避難指示解除となった福島・双葉町へ:伝承館や震災遺構をバスとシェアサイクルで巡る
  • アートが紡ぐ原発事故:「フクシマ」と向き合い続ける写真家・中筋純が未来へ伝える教訓とは
  • 福島「とみおかアーカイブ・ミュージアム」:レスキューした地域資料が物語る富岡町の歴史と歩み、複合災害の影響

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。