文科省は毎年、全国の学校数や学級数、各学校ごとの在学者数と教職員数などを調べていて、教育政策のための基礎資料として活用しています。
28日に公表された2024年度の調査によりますと、5月1日現在で全国の小学校の児童数は前の年度より10万8000人ほど減って約594万人、中学校の生徒数は2万6000人ほど減って約314万1000人となり、ともに過去最も少なくなりました。
小学校では43年連続、中学校では3年連続の減少となっていて、小学生は1948年の調査開始以降、初めて600万人を下回りました。
少子化の影響とみられ、1年間で公立の小中学校合わせて223校が姿を消しました。
一方、大学では学部や大学院を合わせた全体の在学者数は約295万人で、過去最も多くなりました。
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