気象庁は28日午後、非常に強い台風10号の接近に伴い、鹿児島県に暴風、波浪の特別警報を発表しました。今後さらに、宮崎県を加えた九州南部で大雨特別警報を出す可能性があるといいます。「経験したことのないような暴風や記録的な大雨などが予想され、最大級の警戒が必要」として、雨や風が強まる前の避難を呼びかけています。
各地の情報をタイムラインでお伝えします。
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11:27
九州や四国など53ダムで事前放流
国土交通省の特定災害対策本部会議が開かれ、斉藤鉄夫・国土交通相が午前6時までに全国53のダムで事前放流したと発表。同省によると、放流したのは九州や四国、静岡などのダムで、台風の進路などによって今後も増える可能性があるという。
11:18
九州北部で線状降水帯が発生する可能性
福岡管区気象台は、山口県と福岡、佐賀、長崎、大分、熊本各県の九州北部地方で「28日夜から29日夜にかけて、線状降水帯が発生する可能性がある」と発表した。大雨災害の危険度が急激に高まるおそれがある。宮崎県と鹿児島県には「29日にかけて線状降水帯が発生する可能性がある」との予想が、27日から出ている。
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11:00
鹿児島では奄美地方などで約1万2450戸停電
気象庁によると、台風10号が接近している鹿児島県内では28日午前10時までに屋久島町で37.1メートル、喜界町で34.0メートル、十島村で32.4メートルの最大瞬間風速を観測した。
九州電力によると、鹿児島県と宮崎県で台風10号の影響に伴う停電が起きている。28日午前10時45分現在、鹿児島では奄美地方を中心に約1万2450戸、宮崎県は西都市で約190戸が停電している。
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10:58
屋久島で最大瞬間風速38.7メートル
鹿児島県屋久島町尾之間で、瞬間最大風速38.7メートルを記録し、8月として観測史上1位の値を更新した。
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