相次ぐ自転車の盗難に歯止めをかけようと、警察が福島大学などと連携し新たな対策を始めた。
福島県郡山市のJR郡山富田駅の駐輪場に8月27日設置されたのは、自転車の盗難防止対策を呼びかける看板と横断幕。施錠率のアップにつなげようと「90%以上の人がカギをかけています」などと書かれた看板や横断幕は、警察が福島大学などと連携して考案した。
福島県警察本部生活安全企画課の杉崎俊秀管理官は「この看板を設置することによって、犯罪がどのように減っていくかという事も検証して参ります」と話した。
県内の自転車盗難の被害は、2024年1月から7月末までに679件で、2023年の同じ時期と比べて163件増加。そのうち、約7割が施錠をしていなかったということだ。
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