「のぞみ」は自由席なしに

JR東海とJR西日本は、東海道新幹線と山陽新幹線の「のぞみ」について、ホームでの混雑緩和のため4月26日から5月6日までの11日間、自由席をなくし「全席指定席」とします。

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「のぞみ」では通常、1号車から3号車が自由席となっていますが、これをなくすことで、列車1本あたり普通車の指定席がおよそ3割増えるということです。

一方、「ひかり」と「こだま」は引き続き自由席があります。

東海道新幹線・山陽新幹線 予約状況は?

JR東海が25日に公表した指定席の予約状況をまとめました。
(最新の状況はJRのHPなどでご確認ください)

東京発 下りの予約状況(4月25日現在)

▽4月27日の午前と、▽5月3日の午前で満席が多くなっています。

▽4月27日午前、「のぞみ」は広島行きと博多行きがすでに満席で、新大阪行きが混雑しています。

また、「ひかり」がすべて満席、「こだま」がすべて混雑しています。

▽4月28日の午前、「ひかり」の岡山行きが混雑です。

▽5月3日午前です。

「のぞみ」はすべて満席です。

また、「ひかり」もすべて満席、「こだま」はすべて混雑しています。

東京行き 上りの予約状況(4月25日現在)

4月27日の一部で満席となっています。

▽4月27日午前、「のぞみ」は広島発が混雑、「ひかり」は新大阪発が満席です。

▽5月3日午前、「のぞみ」は広島発が混雑、「ひかり」は新大阪発が混雑です。

▽5月5日午後、「のぞみ」は博多発と広島発が混雑、「ひかり」はすべて混雑です。

▽5月6日午前、「のぞみ」は博多発が混雑、「ひかり」は岡山発が混雑。

また、▽5月6日午後、「のぞみ」はすべて混雑、「ひかり」は岡山発が混雑です。

予約は去年よりも増加

JRグループ全体でみると、指定席の予約は、4月11日時点で、去年より17%増えていて、新型コロナの感染拡大前の2018年と比べると、西九州新幹線の開業分も含めて9%増加しました。

予約が増加した理由としては、「のぞみ」が全席指定席となることに加えて、3月に北陸新幹線の金沢・敦賀間が延伸開業したことなどが影響したとしています。

JRは「新型コロナの影響はほぼ払拭された。一部の時間帯以外はまだ空席があるので、早めの予約をお願いします」とコメントしています。

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