宮城県名取市で昨年12月、当時中学3年の男性(15)が校舎から飛び降りたのは、いじめが原因だった可能性があるとして調査していた同市教育委員会が、第三者委員会を一新して調査をやり直すと決めたことが、市教委への取材で分かった。決定は23日付。
男性は飛び降りで頭に大けがを負った。けいれん予防の薬を飲みながら高校受験のための塾に通っていたが、代理人弁護士は26日、男性がけいれんによる急性循環不全で11日に急死したことを明らかにした。
市教委は、今年1月に調査を開始。報告書の策定段階に入っていたが、母親が7月、市に徹底調査を要請し、第三者委も「再調査するのが望ましい」との意見で一致した。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。