24日夜、鹿児島県内では火事が相次ぎ、与論町では1人が死亡したほか西之表市では花火大会の火花により草木が焼けました。

警察などによりますと24日午後10時ごろ、与論町立長で無職、原真仁彦さんの住宅から出火しました。

火はおよそ2時間半後に消し止められましたが、原さんの木造平屋住宅1棟が全焼し、焼け跡から性別不明の1人の遺体が見つかりました。

原さんは1人暮らしで、現在、連絡が取れなくなっていることから、警察は遺体は原さんとみて、身元の確認を進めています。

また、24日午後9時10分ごろ西之表市現和で花火大会の観客から「森林に燃え移った」と消防に通報がありました。

火事が発生した時間は地区の花火大会が開催されていて現場は打ち上げ場所から100メートル以上離れていましたが、火花が落ちたことが原因とみられています。

この火事によるけが人はいませんでしたが、草木がおよそ80平方メートルにわたって焼けたということです。

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