車検と自賠責保険が切れた公用車を運転したとして、三重県警鈴鹿署が道路運送車両法違反(無車検)と自動車損害賠償保障法違反(無保険)の疑いで、鈴鹿市保護課の職員を書類送検したことが23日、捜査関係者らへの取材で分かった。

 書類送検容疑は7月4日、車検と自賠責が切れた公用車を運転した疑い。車検の有効期限は6月22日、自賠責は同23日で、ガソリンスタンドの店員に期限が過ぎていると指摘されたが、約300m先の公用車駐車場まで運転した。

 7月5日に事案を公表した市によると、車は生活保護受給者の訪問などで保護課が使用していたが、管理を担当する別の課が車検などの更新を怠っていたという。

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