横浜市立中2年の女子生徒が2020年、いじめを受けて自殺した問題で、市教育委員会は23日、基本調査報告書から「いじめ」の文言を削除するよう学校を指導したなどとして、当時の幹部職員ら2人を懲戒処分と文書訓戒処分とした。既に退職した幹部ら6人も戒告相当などと判断した。
市は管理監督者として組織運営が不十分だったとし、鯉渕信也前教育長に文書訓戒に相当する行為として厳重注意した。
第三者の弁護士の調査結果も公表され、当時の市教委が主導し、学校がいじめを認知したことを報告する別の文書を取り下げていたことが分かった。
女子生徒は19年10月から不登校となり、20年3月に亡くなった。
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