金沢市は23日、1月に発生した能登半島地震の市内の避難所を8月末で閉鎖すると発表した。仮設住宅などへの入居により避難者全員に退所のめどがたったといい、市内の全ての広域避難所が閉鎖となる。避難所の閉鎖に伴い、被災者に向けた生活必需品給付などの支援も随時終了する。

8月末で閉鎖するのは「老人福祉センター鶴寿園」の1施設。現時点で避難している3世帯6人全員が退所する見込みとなったという。6月には「卯辰山公園健康交流センター千寿閣」も開設していたが、7月以降は老人福祉センター鶴寿園のみが避難所として機能していた。

この他生活必需品の給付、食事提供のない宿泊施設に避難する被災者に向けたプリペイドカードの提供などの各種支援も8月末をもって終了する。

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