【ワシントン共同】米食品医薬品局(FDA)は22日、この秋から冬の新型コロナウイルス感染で重症化を防ぐためのワクチンを承認した。モデルナ製とファイザー製の2種類で、オミクロン株「KP・2」に合わせた製品。疾病対策センター(CDC)は過去にワクチンを受けたかどうかに関係なく、生後6カ月以上の全員に接種を推奨している。
2社はいずれも、製品が近く利用可能になると発表した。KP・2は米国のウイルスに占める割合が約3%まで減少中。だが現在主流のウイルスも近縁のため、新しいワクチンは昨シーズンの製品よりも良い免疫反応が期待できるという。
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