気象庁は22日、日向灘の南海トラフ地震想定震源域周辺の地震について、13日以降、22日正午まで震度1以上のものは発生していないと明らかにした。宮崎県で震度6弱を記録した8日午後の地震から2週間が経過し、地震活動は徐々に低下しているが、活発な状態は続いているという。
気象庁によると、6弱の地震以降、震度1以上は6弱を含め24回。13日から起きていない。震度1に満たない地震の発生は継続している。プレート境界の状態を示すひずみの観測では、南海トラフ沿いで異常な現象は起きていないとしている。
6弱の地震を受けて、政府は南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)を初めて発表した。
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