イタリア空軍のF35戦闘機が9日、機体の不具合で愛知県営名古屋空港に緊急着陸していたことが21日、同県春日井市への取材で分かった。けが人はいなかった。空港がある豊山町と、周辺の名古屋、春日井、小牧の3市は21日、防衛省東海防衛支局を通じて、木原稔防衛相に再発防止を申し入れた。  春日井市によると、9日午後0時50分ごろ、不具合があった1機のほか、別のF35戦闘機3機など計6機が着陸した。いずれも翌10日朝に空港を離陸した。日本での共同訓練を終えて、フィリピンに向かう途中だったという。


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