台風の発生が今月に入ってすでに5個とハイペースです。19日は台風9号の影響で大気の状態が不安定となり、各地でゲリラ雷雨が発生しました。
■ゲリラ雷雨…お盆明け帰宅ラッシュ直撃
19日、帰宅時間帯を直撃した強い雨。雨の中、傘を差さずに走る人の姿も見られました。 轟く雷鳴も夜空に稲光が走り、雷鳴が響きます。落雷の影響でしょうか、茨城県水戸市では雷が光った次の瞬間、画面の奥に映る2つの明かりが消えました。
東京電力パワーグリットによると、19日、栃木県・埼玉県・茨城県で一時4万軒近くが停電しました。 午後から断続的に降り続いた雨で、埼玉県上尾市では道路は川のような状態となり、車が通る度に水しぶきが上がります。次のページは
■進路外でも油断大敵 きょうも警戒■進路外でも油断大敵 きょうも警戒
列島各地を襲ったゲリラ雷雨。原因の一つと考えられるのが、19日未明に宮古島付近で発生した台風9号です。台風周辺の暖かく湿った空気が流れ込み、西日本には午前から雨雲がかかっていました。
午後になると関東でも雨雲が…。雲の動きを見てみると、関東地方の上空にわき出るように雨雲が発生しているのが分かります。 今後、北上し、朝鮮半島に進む見込みの台風9号。しかし、進路から外れている日本列島も油断はできないといいます。 佐藤圭一気象予報士「今、日本列島には雨雲の元となる湿った空気が流れ込みやすい。1つが、台風が送り込む暖かく湿った空気。もう1つが、高気圧のふちを回る湿った空気になります。この影響で大気の状態が不安定になって、関東から九州を中心にあちらこちらでゲリラ雷雨が発生しました。きょうも関東から九州、どこで雷雨になってもおかしくありません。一日を通して注意が必要です」
（「グッド！モーニング」2024年8月20日放送分より）
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