青森県鰺ヶ沢町にある「みなみ保育園」は、地元の芸能保存会と合同で地域を練り歩く「ねぷた」の運行を行ってきましたが、子どもの人数が減った影響で今年度で保育園が閉園となることから、17日が最後となりました。
「ねぷた」は高さ3メートル、幅2.1メートルあり、正面には武田信玄と上杉謙信が戦った「川中島の戦い」の場面が迫力あるタッチで表現されています。
17日は、1歳から6歳までの園児13人とその保護者など、合わせておよそ50人が参加し、子どもたちは、太鼓や笛の威勢のいい音に合わせて「ヤーレヤーレ・ヨーイヤッサ」という掛け声をかけながら、およそ1.5キロメートルを1時間ほどかけてゆっくりと練り歩いていました。
参加した保育園の年長の女の子は「ねぷたの運行が最後なのは悲しいけど、来年どこかでねぷたに参加できたらいいなと思います」と話していました。
加藤恵理子園長は、「子どもたちの元気さを地域に届けられたらと思って運行しました。子どもたちには力を合わせて頑張ったことを、自信にしてもらいたいと思います」と話していました。
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