24日午後5時35分ごろ、北海道千歳市の新千歳空港で「全日空機の翼から煙が出ている」と北海道エアポートの専用回線から消防に通報があった。消防によると、けが人はいなかった。すでにエンジンが停止し、煙は出ていないという。この影響で、2本ある同空港の滑走路1本が閉鎖された。
全日空広報部によると、羽田発新千歳行きの全日空71便で、乗客・乗員計213人が乗っていた。着陸時に機体の一部から油圧系統のオイルが漏れたとみられ、「火災ではない」としている。同機は折り返し羽田空港に向かう予定だったが、午後6時半現在、運航のめどはたっていないという。(上保晃平、松本英仁)
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