終戦から79年を迎えた15日、天皇皇后両陛下が出席され、全国戦没者追悼式が行われました。
戦没者約310万人を悼む全国戦没者追悼式は、日本武道館で行われ、正午の時報に合わせ黙とうが捧げられた後、天皇陛下が「これからも私たち皆で心を合わせ、将来にわたって平和と人々の幸せを希求し続けていくことを心から願います」とお言葉を述べられました。
この後、遺族の代表の安斎満さん(86)が「平和の大切さは、私たち遺族が身に染みて知っております。世界では今なお戦争が絶えることがなく、多くの戦争犠牲者が出ており、1日も早く平和が実現することを祈るばかりです」と追悼の辞を述べました。
追悼式には、約3000人の遺族が参列しましたが、参列を予定した遺族の半数近くが80歳以上と高齢化が進んでいて、戦争を知らない世代への継承が課題となっています。
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