愛知・豊橋市の住宅街にある交差点で、右折する車と直進する車がぶつかる、いわゆる“右直事故”の瞬間をカメラが捉えました。
ガードパイプがなければ、自転車の女性が巻き込まれてしまうところでした。
近所の住民などが駆け寄り、安否を確認。
黒いTシャツの女性は右折車のドライバーです。
直進車を運転していた男性も降りてきており、どちらも大きなけがはないように見えます。
その後も住民たちは続々と集まり、コーンや誘導用の棒を持ってくる人や、駆け付けた警察とともに車を移動させる人など、手際よく交通整理をしていきます。
なぜ住民たちは冷静に対処することができたのでしょうか。
その答えは、事故直後、住民がこぼした言葉からひも解くことができました。
住民:またですか?多いですね。
この交差点での事故は1度や2度ではなかったのです。
わずか3週間前の7月6日にも事故が起きていました。
近所の住民によると、今回を含めると同じ交差点での事故は、この3年で8件ほど起きているといいます。
近所の人:
もう何件も立ち会っている。パターンというわけではないが、信号の見え方に原因があるのでは。
現場の交差点にある信号機は、走行車線の上ではなく反対車線側に設置されていて、一見すると「ドライバーが認識しづらいのでは?」と住民は話します。
近所の人:
物理的な対策が必要ではないか。
今回の事故に信号機の位置が関係しているかは不明ですが、市は9月から交差点の手前に道幅を狭く見せる線を引き、減速を促す予定だということです。
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