これは戦争の記憶を伝えていこうと37年前から毎年、8月15日の終戦の日に郡上市白鳥町の正法寺で行われています。
15日は午前5時から鐘つきが始まり、戦争で父親を亡くした人や帰省で戻ってきている家族連れなどが、1分ごとに鐘をついて静かに手を合わせていました。
子どもと訪れた岐阜県の40代の女性は「今も世界ではパレスチナのガザ地区などで子どもが犠牲になっていることを知って心が痛くなります。絶対に子どもを戦争に行かせたくないし、犠牲にもさせたくないので、平和を祈ろうと思って来ました」と話していました。
正法寺の西澤英達住職(77)は「これから戦争を知らない世代が圧倒的に多くなっていくので、戦争の過ちを繰り返さないよう記憶を語り継いでいくきっかけになれるよう今後も続けていきたいです」と話していました。
鐘つきは15日夜10時ごろまで続けられます。
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