【ロンドン共同】世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は14日、アフリカのコンゴ(旧ザイール)を中心に拡大するエムポックス(サル痘)について、専門家による緊急委員会で検討した結果、「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」に相当すると宣言した。エムポックスで緊急事態を宣言するのは2022年以来、2度目。
WHOは22年7月、エムポックスがアフリカ中西部から欧米などに拡大したことを受け緊急事態を宣言。新規感染の減少に伴い、23年5月に緊急事態を終了させた。
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