記者会見に臨む「神舟18号」の宇宙飛行士=24日、中国・酒泉衛星発射センター(新華社=共同)
【北京共同】中国有人宇宙プロジェクト弁公室は24日、独自に建設した宇宙ステーション「天宮」に向け、有人宇宙船「神舟18号」を25日午後8時59分(日本時間同9時59分)に北西部の酒泉衛星発射センターから打ち上げると発表した。 飛行士3人が搭乗し、天宮で活動中の「神舟17号」の3人と交代、約半年にわたり実験や船外活動を行う。神舟17号の3人は30日に地球に帰還する予定。 習近平指導部は「宇宙強国」を掲げ、2022年に天宮を完成させた。中国人初の月面着陸も30年までに実現する計画で、宇宙開発を巡り米国やインドとの競争が激化している。
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