8月13日午後、新潟県上越市の海水浴場付近のオートキャンプ場に来ていた小学2年の男子児童が海で溺れ、心肺停止の状態で救急搬送されました。この海水浴場では、12日も管理員の77歳男性が救助に向かった際に溺れて死亡する事故が起きていました。
13日午後1時過ぎ、上越市のなおえつ海水浴場付近の海域で、小学2年の男子児童が溺れ、浜に引き揚げられたものの意識がないと119番通報がありました。
男児は群馬県大泉町から家族・親戚の20人でなおえつ海水浴場付近のオートキャンプ場に来ていて、13日午前6時ごろ、キャンプ場に到着。午前10時ごろから子ども同士で海に入り遊び始めました。
この様子を両親も確認していましたが、正午すぎに2分から3分ほど目を離した間に子ども2人の姿を見失い、すぐに1人を発見しましたが、男児を見つけることができませんでした。
母親が継続して男児を捜索していたところ、近くの海上にいたサーファーが午後0時半ごろに浜から20m~30m沖の海上で浮いている男児を見つけ、自身のサーフボード上に引き揚げましたが、意識のない状態でした。
この状況を目撃した海の家の人が119番通報し、男児は救急搬送されました。
男児は心肺停止状態で搬送され、病院で心拍が再開したものの、意識不明の状態が続き、救命治療をしているということです。
上越海上保安署によりますと、当時は晴れていたものの波の高さは約1mで、波が高く、うねりもあったため、「遊泳注意」が呼びかけられていたということです。
なおえつ海水浴場では、12日にも管理員の77歳男性が救助に向かった際に溺れ、死亡する事故が起きていました。
上越海上保安署は、海では子どもから目を離さないよう改めて注意を呼びかけています。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。