捜査の目を免れることを目的に、盗んだクレーン付きトラックを解体したとしてアフガニスタン国籍の男2人が組織的犯罪処罰法違反の疑いで8月13日、逮捕されました。
逮捕されたのは、いずれもアフガニスタン国籍で千葉県に住む会社役員の男(44)と、北海道岩見沢市に住む会社員の男(29)です。
2人は共謀の上、4月1日午前0時50分ごろから4月13日ごろまでの間、北海道三笠市の会社敷地内で、トラック1台(700万円相当)を解体するなどし、犯罪収益など隠匿した疑いがもたれています。
警察によりますと、2人は同じ会社の上司と部下の関係で、会社役員の男が指示し、会社員の男が解体したとみられています。
解体された車はクレーン付きのトラックで、3月31日午後2時ごろから4月1日午前8時30分ごろまでの間に、北海道栗山町の会社敷地内から盗まれたものでした。
警察は2人の認否を明らかにしていませんが、警察などに見つからないようにするため車を解体したとみられています。
警察によりますと、会社役員の男は7月22日に別の窃盗事件で逮捕されているほか、会社員の男も6月4日に盗品等保管事件などで逮捕されていました。
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