天皇皇后両陛下の長女、愛子さまが、23日、はじめて春の園遊会に出席されました。
淡いピンクのアンサンブルに帽子という春らしい装いで、両陛下と共に多くの出席者と歓談をした愛子さま。
世界文化賞を受賞した美術家の横尾忠則さんとは、互いに飼っている猫の話題で盛り上がります。
愛子さま：
（ご夫婦）どちらの方が猫好きなんですか？
横尾さんが、飼っている猫について「野良猫だけど、どんどん太っていきます」と話すと…。
愛子さま：
幸せな猫ちゃんですね。
皇后 雅子さまは、愛猫の写真を横尾さんにお見せになり、「猫談義」に花を咲かせました。
雅子さま：
この時は野良猫だったけれども、今はこんなで。
横尾忠則さん：
おおー！かわいいですね！
横尾忠則さん：
きょうはこんなお写真見せていただけると思わなかったので、大変うれしく思いました。
猫だけでなく、幼い頃から犬も飼われていた愛子さま。
小学2年生だった2009年に、忠犬ハチ公を題材にした映画「HACHI」の試写会を並んで鑑賞された、俳優の北大路欣也さんとも、15年ぶりの再会を喜び、言葉を交わされたといいます。
北大路欣也さん：
なにかこう…光、かがやきのようなものを感じましたね。
（愛子さまからは）「当然覚えています。とっても良い映画だった」というお話を聞いて、なんか感動しましたね。
愛子さまが新しく働く場所で、いろいろ素晴らしい方々と出会って、大変喜んでいたというお話を（両陛下）から伺ったもので、そのことを愛子さまに言ったら、「そうなんです」と。「良いスタッフの方々と一緒に、これから頑張っていきたい」と。
緊張を感じさせない“素直さ”
園遊会を取材したフジテレビ皇室担当の橋本寿史解説委員は、初参加となった愛子さまのご様子について、こう話します。
橋本寿史解説委員：
お一人お一人とにこやかにお話を交わされていたのは印象的でした。
最初のうちはやはり、「初めてで緊張しています」というようなことを招待者の方にもお話しているシーンもありました。そういうことを感じさせないような形で、相手に対してお話ができる。その素直さというのが、本当に愛子さまの魅力ではあるような気はします。
(「めざまし8」4月24日放送より)
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