8月10日、新潟県上越市と糸魚川市の海岸でオコゼとみられる魚に刺され、7歳女児と20歳女性がケガをする事故が相次いで発生しました。上越海上保安署は、波打ち際を歩く際には素足にならず、何らかのシューズを履くよう呼びかけています。
8月10日午前10時半すぎ、上越市虫生岩戸の海岸で、埼玉県行田市に住む7歳の女子児童がオコゼとみられる魚に刺されたと消防に通報がありました。女児は家族4人で海水浴に来ていて、足がつく浅瀬で遊んでいたところ、何かを踏みつけて痛みを訴えたことから、父親が消防に通報し、救急車を要請。
女児は病院に運ばれましたが、傷の程度は軽く、消毒などの治療後に帰宅しました。
また、8月10日午後0時半前、糸魚川市浦本漁港付近の海岸で、長野県長野市に住む20歳女性が何かを踏みつけて激痛を訴えていると消防に通報がありました。女性は、家族3人で海水浴に来ていて、波打ち際付近を歩いていたところ、何かを踏みつけて痛みとしびれを訴えたということです。
女性は病院に運ばれましたが、傷の程度は軽く、消毒などの治療後に帰宅しました。
事故が発生した場所はいずれも海水浴場に指定されていない場所でした。
上越海上保安署は、海岸波打ち際を歩く際には、素足にはならず、何らかのシューズを履くよう呼びかけています。また、海洋生物に刺され、異常を感じたらすぐに医療機関で受診するほか、生物を見つけたら触らず、周囲の人にも知らせるなど事故防止に努めるよう呼びかけています。
海水浴場に指定されていない場所は、管理・監視体制が不十分なところも存在するため、各市町村が指定している海水浴場の遊泳区域内で泳ぐよう呼びかけています。
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