特急列車でほかの客のカバンから12万円を盗んだとして47歳の中国国籍の男が逮捕されました。

 男の職業は自称・代理購入販売業で、8月9日午後1時30分ごろ、北海道のJR南千歳駅から北広島駅の間を走行中に千葉県の会社役員の男性(69)が頭の上の荷物棚に置いていた手さげバックから現金12万円を盗んだ窃盗の疑いがもたれています。

 当時、男性が自身のカバンを男が荷物棚に置くところを見て、カバン内の財布を確認したところ現金がなくなっていました。

 駅員が「特急とかちの車内で窃盗事件が発生した」などと110番通報し、警察官がJR新札幌駅に駆け付けたところ、男が男性や駅員といたため話を聞き男を逮捕しました。

 12万円は男性が男に返させていました。

 調べに男は「お金はとってないです。バッグが落ちそうになったから戻しただけです」などと容疑を否認しています。

 男は友人と旅行中で、所持金は日本円で14万2000円でほかに外国紙幣を持っていたということです。

 警察で経緯を調べています。

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