昨年4月の東京都江東区長選を巡り、自身の選挙運動の報酬として元区議に現金100万円を供与したとして、公選法違反(買収など)の罪に問われた前区長木村弥生被告(58)の公判が24日、東京地裁であり、検察側は懲役1年6月を求刑した。
木村被告は保守分裂となった区長選で、柿沢未途元衆院議員(53)=同法違反罪で有罪確定=らの支援を受け初当選した。
起訴状などによると、昨年6月ごろ、区長室で元区議の板津道也被告(54)=同法違反罪で公判中=に現金を供与したほか、柿沢元議員と共謀して自らに投票を呼びかける広告をユーチューブに約37万円で掲載したとされる。
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