南海トラフ地震臨時情報が夏休みの観光地を直撃しています。ビーチの閉鎖や花火大会中止を決める自治体も。
■「巨大地震注意」に備える各所
大阪に帰省する親子「実家の備蓄を確認させてもらって、お水とか、この子たちの分も用意できれば」 今年の帰省、気がかりなのは「備え」です。
宮崎県で最大震度6弱を観測した地震が発生。
気象庁は、南海トラフで巨大地震が発生する恐れがやや高まったとする「巨大地震注意」を発表しました。
「静岡のあたりがゆっくり運転しているというので」 東海道新幹線は情報が解除されるまで、三島駅から三河安城駅の間で、最高速度を時速285キロから230キロまで落として運転、東海道線などの在来線も速度を落として運転します。 今後1週間程度は、要注意とされたことで、影響は観光地にも広がっています。 次のページは ■影響を受ける観光地
■影響を受ける観光地
東京から帰省「きのう（8日）遊んでいた白良浜が閉鎖されたり、（特急）くろしおも乗ろうと思っていた箕島（駅）からの区間は乗れなくなったり、ちょっと交通で影響が出ました」 京阪神と紀伊半島を結ぶ特急「くろしお」は 和歌山駅より南で、運転を取りやめ…
弓状に広がる関西屈指の美しいビーチ 「白良浜」も、「巨大地震注意」の発表を受け、閉鎖が決まりました。
本来、砂浜を埋め尽くすほどの人出となるはずが…
9日はこの通り…発表の当日だからか、まだ海水浴客の姿も見えますが、町は「利用しないよう」を呼びかけています。近くのホテルは、悲鳴をあげています。 近くのホテル支配人「あす（10日）の花火大会、当日のキャンセルは約9割」 10日開催予定だった花火大会も中止となり、 影響は甚大です。 近くのホテル支配人
「大変な夏になるな」 一方、高知の夏の風物詩 「よさこい祭り」は予定通りの開催を正式に決定。
地域によって対応が分かれています。
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