2025年大阪・関西万博の子ども無料招待事業を巡り、大阪市の教職員退職者でつくる団体は9日、児童、生徒の安全が確保できない場合は見学中止を指示するよう求める要望書を市に提出した。交通手段確保や十分に下見できるかどうかが不透明で「教職員の大きな負担になっている」としている。
要望書は(1)各学校が不参加を含めた検討を可能とするための情報公開(2)暑さや悪天候で危険性が高まれば学校の判断を待たずに市と市教育委員会が一律に見学中止を指示―を求めた。教職員退職者会の川島一郎会長は記者会見で「日本国際博覧会協会や大阪府市が責任を持って安全性を高めてほしい」と述べた。
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