1

 昭和の香りが漂うゲームセンターが、火事で全焼しました。店舗の復活を目指し、ファンや常連客が動き出しました。

■2度目のクラファン開始 860万円超の支援金

 時代とは逆行するように、1980年代から90年代の古いゲームで店内を彩っているのは、青森県にある「レトロゲーム秘密基地」です。  2019年にオープンしましたが、新型コロナの影響で一度は閉店。その後、クラウドファンディングなどで資金を集めおよそ1年前に新店舗で経営を再開した、とことんレトロにこだわったゲームセンターです。 レトロゲーム秘密基地
店主 鳥居秀憲さん(52)
「自分にとって一番楽しかった時代が、80年代後半〜90年代前半くらい。やっぱり作るんだったら、その時代の一番楽しかったころの雰囲気を作りたい」  しかし、今年2月、店と隣接する建物から出火。その火が燃え移り、ゲームセンターは全焼。県外からの客も増え始めていた矢先の悲劇でした。 鳥居さん
「もう店の再建自体は無理だなと、一番思っていたのが自分だった。本当にいろんな人が支援してくれて、ゲーム機も提供してくれて『楽しかったころを懐かしむ』というのは、自分たちが生きている間だけの文化。生きている間だけでも、大事にしたいなと思っています」  常連客たちの協力もあり、20日から2度目のクラウドファンディングを開始。目標金額は1000万円で、すでに860万円を超える支援金が集まっています。  4万円の支援をしたという男性は、「レトロゲームを扱うゲームセンターは年々少なくなってきていて。だからこそ、今回火事で燃えてしまったのは、非常に残念なことではありますが、またかつてのような輝きを取り戻していただけるよう応援しています」と話していました。

(「グッド!モーニング」2024年4月24日放送分より)

この記事の写真を見る
・昭和レトロ自販機王国・群馬 具が変わる!くじ付き天うどんも【グッド!いちおし】・カキの“生食用”と“加熱用”何が違うかご存じですか?「鮮度」ではないんです!実は・「カフェラテ」と「カフェオレ」何が違う?コーヒーと牛乳混ぜる割合…ではない!?・“謎の魚”相次いで釣りあげられる 自然界にいないはずが…幼魚約1000匹を勝手に放流・40mから落下も“命に別状なし”男性を救った物は何だったか?

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。