キッチンペーパーとよく似た商品にペーパータオルがありますが、実は用途が違います。使い分けられていますか?
■ペーパータオルで拭いてはいけないもの
揚げ物などの料理に欠かせないキッチンペーパーとよく似たものに、ペーパータオルがあります。この2つの違い、皆さんは知っていますか? 街の人(70代)「ペーパータオルの方が大きいと思う。拭きやすい」 街の人(50代)
「キッチンペーパーは紙で、ペーパータオルは布」
「キッチンペーパーは凸凹してる。ペーパータオルは凸凹してない」 色々な意見がありますが、キッチンペーパーとペーパータオルは一体、何が違うのか。大手製紙メーカー・大王製紙グローバルマーケティング本部の森脇哲平係長に教えてもらいました。 森脇さん
「よく私どもも聞かれていまして、どっちがどっちなんだろうと、迷われている方もいる」 キッチンペーパーとペーパータオルは大きな違いがあり、実はペーパータオルで拭いてはいけないものがあります。
その拭いてはいけないものとは「手」「食器」「テーブル」の3つのうち、どれでしょうか?
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■食品衛生法をクリア「キッチンペーパー」■食品衛生法をクリア「キッチンペーパー」
森脇さん「ペーパータオルはどちらかというと、手とか机を拭くことに特化して作られている」
ペーパータオルは食器を拭くのがNG。その理由こそが、キッチンペーパーとの違いです。
森脇さん「食品に触れるものは、安全性をすごく担保しなければいけない。様々な基準や検査をクリアしたものだけが、キッチンペーパー」 食品に触れる想定のキッチンペーパーは、食品衛生法などの基準をクリアし、手やテーブルはもちろん、食器も拭くことができます。
一方、ペーパータオルは食品に触れることが想定されていないため、食器を拭くことを推奨しないといいます。
用途が異なるため、特徴にも違いがあります。
森脇さん「ペーパータオルは強度・丈夫さですとか、あるいは手を拭いた時に拭き心地が良くなる、滑らかな表面にするところを特化して作られている」
ペーパータオルは、丈夫で拭き心地が良くなっています。キッチンペーパーは、水や油をよく吸収するという特徴があるそうです。
街の人(50代)「なるほど!と思った。ためになりました」 キッチンペーパーには、他にもよく似た名前の商品がありますが、キッチンタオルはキッチンペーパーと同じもの。ペーパーふきんはペーパータオルと同じものだそうです。 この記事の写真を見る
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