佐竹知事(右から3人目)は県政協議会で被害状況を報告した(7日、秋田県議会棟)

秋田県は7日、県議会と県政協議会を開き、7月の記録的大雨による被害状況を報告した。8月6日時点で農林水産関連の被害額は水稲など農作物や農地、林地を中心に56億2200万円に上った。調査できていない地域もあり、被害額は今後さらに増える見通し。

河川など土木施設の被害も県と市町村を合わせ151億6700万円を上回った。

佐竹敬久知事は6日、官邸で岸田文雄首相と面会し、復旧事業の国庫補助率が引き上げられる「激甚災害」に指定する見込みになったと伝えられた。農地や施設などの復旧、住民の生活再建に向けて全力で支援する。

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