パレスチナ自治区ガザへの攻撃を続けるイスラエルが広島市の平和記念式典に招待されたことに抗議する市民集会が6日夜、原爆ドーム近くで開かれた。式典に招待されなかった駐日パレスチナ常駐総代表部のワリード・シアム代表は集会にオンライン参加し「広島市の対応は二重基準だ。偽善者と言わざるを得ない」と非難した。
シアム氏は「ガザでの虐殺を行うイスラエルを平和の式典に招待すべきではない」と指摘。一方、イスラエルを招待しなかった長崎市の対応は「平和と正義に根付いた決断だ」と述べ、市長と長崎県知事を称賛した。
広島市は招待基準を満たさないとして、パレスチナ側を6日の式典に招待しなかった。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。