和歌山県太地町の現地警戒所から巡回に出発するパトカー=6日午後
和歌山県警は6日、イルカなど小型鯨類の追い込み漁が同県太地町で9月1日から始まるのを前に、反捕鯨団体などの違法な活動を監視する現地警戒所の開所式を開いた。漁期が終わる来年3月末まで警察官を交代制で24時間常駐させる。 開所式で県警の増田雅美警備部長は、多くの反捕鯨団体の活動家が来町する恐れがあるとして「住民が安心して生活できるよう一丸となって最善を尽くしてほしい」と訓示。パトカーに乗り込んだ警察官が警戒所から町内の巡回に出発した。 県警によると、警戒所は畠尻湾近くの高台に2020年に建設された。昨年は活動家とみられる約50人が町で確認されたが、違法な妨害はなかったという。
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