サッカー部内でのいじめ問題が昨年発覚した熊本県立大津高(大津町)で、総監督だった平岡和徳氏(58)が自粛していた指導に復帰したことが23日、同校への取材で分かった。大津高は「部内の改革が進んでいることを踏まえ、県などと相談して総合的に判断した」と説明している。  同県宇城市で教育長を務める平岡氏は、1日付で部員の指導や顧問に助言をするテクニカルアドバイザーに就いた。昨年10月から指導を外れていた。  サッカー部では2022年1月、出場中の全国高校選手権の応援で訪れた宿泊所で、1年生部員が土下座を強要され全裸の写真を撮られるいじめが起きた。


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